じょにぃぶろぐ

こんにちは、じょにぃです。 IT企業の管理職をする傍ら、2005年から投資をしています。2019年から本格的にYouTubeに動画配信をはじめました。マーケットの振り返りや主要ニュースの解説、投資のTipsなどをお届けしています。その他、F1、ガジェット、ゲーム、旅行など、好きなもの、好きなことをお話しています。

主戦場を変えて3キャリアを圧倒した楽天モバイル一択だ!(電波が届くなら)

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主戦場を変えて3キャリアを圧倒した楽天モバイル一択だ!(電波が届くなら)

3キャリアをひっくり返すに十分な楽天モバイルの新プラン

楽天モバイルをメインのSIMとして選ばない理由を強いてあげるなら、次の4つ。ただし、1GB以内なら0円なので持たない理由がありません。

逆に楽天モバイルが挑戦的だと言える理由をあげます。

  • これまで無料で使ってた人は解約する必要がない
  • データ通信1GBまでなら無料
  • 国内通話かけ放題用のSIM
  • 2,980円でテザリング含むデータ通信無制限

4番目のキャリアとして最後に発表してきた楽天モバイル

事前リークがあったのでサプライズというわけではありませんでしたが、1GBまでなら無料という挑戦的な新プランの発表でした。楽天モバイルがまとめた主要キャリアの20GBプランとの比較を載せておきます。

 

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楽天モバイルより

 

特徴は、段階的な料金設定です。これまでの通話かけ放題、データ超過後の1Mbpsという利便性をそのままに、データ利用料に応じて4段階の価格が設定されました。

在宅勤務であまりデータ通信しない人は無料です。感覚的には、毎日通勤してれば1GBを超えますが、そうでないなら超えないんじゃないでしょうか。これまで先着300万名が1年間無料となってましたが、4月1日以降も1GBまでの人は無料になります。これまで無料で利用してた人は、解約を検討していたかもしれませんが、多くの人は契約を維持すると思います。無料のSIMと言えば、0SIMが有名でした。0SIMは500MBが上限となっていたので、この辺のユーザも取り込むことに成功すると思います。

3GBまでの利用というのは総務省の調査によるともっとも一般的な消費者ですが、主要事業者の中で一番安かったUQモバイル(1,480円)よりも安い980円となったことで、いわゆるサブブランドで安いプランを提供しているKDDIUQモバイル)やソフトバンク(Y!モバイル)に対しても競争力があります。格安SIMと言われるMVNO事業者には生き残りが難しい料金設定です。

20GBまでは主要3キャリアと直接競合しますが、日本通信などの1,980円に合わせていて、MVNOと比べても高くないし、通話かけ放題だし、ドコモ・auソフトバンクより1,000円安いという、これしかないっていうプランになってます。

20GBを超える部分はこれまでと同じなので、好みが別れるところかもしれません。契約者を奪いきれないとしたら、この部分だと思います。

海外ローミング20GBのドコモのahamo(アハモ)か、通話を含まない2,480円のauのpovo(ポヴォ)か、LINEノーカウントのSoftbank on LINE

ドコモのahamoは海外ローミングも20GBという点で競争力があります。auのpovoを選択しない理由はここにあります。一方でahamoが1回5分以内の通話かけ放題がプランに含まれてしまっていることを嫌って、500円安いauのpovoを選択するユーザーも多いと思います。

ソフトバンクはLINEをいくら使ってもギガを消費しないことがメリットですが、これを理由にSoftbank on LINEにする人は少数だと思います。Softbank on LINEはソフトバンクブランドではないので、APNの設定(またはプロファイルのインストール)も、ドコモやauと比べると不利な点です。

www.ahamobile.jp

 

povo.au.com

 

www.softbank.jp

 

データ使い放題は3キャリアの半額以下

ドコモ、auソフトバンクの3キャリアは仲良く6,500円くらいで無制限のプランを用意してますが、実態としてはドコモのギガホプレミアを除くと30GBのテザリングや海外ローミングの制限があります。2,980円で無制限になる楽天モバイルテザリングの制限はありませんが、海外ローミングは2GBなのが注意点です。

海外出張があまりない人は楽天モバイルがピッタリかもしれません。逆に海外ローミングの制約を望まない人は、ドコモのギガホプレミアを選ぶことになると思います。

news.kddi.com

www.softbank.jp

www.nttdocomo.co.jp

店頭でのサービスが優位性になるか?

3キャリアの20GBのプランはいずれもオンラインでの登録を前提としていて、店頭で契約しようと思ってもできません。楽天モバイルはこれまで同様にプランはあくまで一つとすることで、店頭で契約できる体制を残しました。リテラシーの高くない人たちへのサポートができるということは、親の契約どうするか悩んでいた人たちにとっては朗報かもしれません。

 

【まとめ】楽天モバイルで決まり?!

電波が届かない、という人であっても2枚目のSIMとして契約し続けるというのが正解だと思います。電波が届く、楽天モバイルにやや否定的な人でも、データ通信を1GB以上使わなければ0円なので、通話用SIMみたいな使い方もありです。もちろん、3キャリアと比べると電波の繋がりやすさは劣ります。これを許容できる人は、楽天モバイルをメインのSIMとして利用してしまえば、最強です。国内ではeSIMで楽天モバイル、海外では物理SIMを刺すというスタイルでいかがでしょう?